2020年9月25日リリース
ジャンル:アクションレーシングゲーム
プラットフォーム:Steam
今回紹介するのはフックで飛んでコースを駆け巡る「CyberHook」というゲームです。SFアクション映画「トロン・レガシー」の世界に入り込んだかのグラフィックでSF好きには堪らない。
人気バトロワゲームのApexLegendsのキャラクター、パスファインダーの様にフックを放ち縦横無尽に飛び回り、各コースで基準タイムをクリアすることを目指す。基準タイムは各コースで3段階に分けれており、1段回目の基準をクリアでダイヤを1つ、2段階目の基準をクリアするとダイヤが2つ。一番早い基準をクリアすれば、ダイヤを3つゲットすることができる。次のステージに進みためには決められた数のダイヤをゲットすることが必要だ。
左クリックでフックを放ち、左クリックを押し続けると引くことができる。壁につながったフックはスペースキーで離すことができ、離すタイミングと方向がよければグングンスピードが上がっていく。

速度が上がると左下にあるスピードメータが赤くなり、画面が揺れことで臨場感を感じる演出があり、これがクセになる。離すタイミングを間違えると明後日の方向に飛んで意気消沈だ。
スペースキーでジャンプができ、2回押せば2段階ジャンプもできる。そして壁にスペースキーで捕まり、好きなだけ張り付くことができる。またある程度スピードある状態でブロックに捕まればそのまま進行方向に地面を走るように移動することができ、放すときにスピードが少し上がるので、あえてフックを使わずにブロックからブロックに飛び移ることを繰り返してスピードを保ちながら進むこともできる。スピード感のあるゲームが焦ってしまうので苦手に感じる人にはスローモーション機能もある。シフトキーを押すと 画面中央に円形のメーターがでる。メーターのラインがなくなるまでスロー状態になり離せば即時解除される。慎重にいきたいところは非常に重宝する。スローの瞬間は結構かっこいい。
ブロックには種類があり、青は通常のブロックでフックを引っかけるブロックだ。緑は右クリックで弾を放つことで破壊することができる。緑ブロックの中に青ブロックあって緑ブロックを破壊して、青ブロックにフックを引っかけるという仕掛けに利用されている。黄色のブロックはフックを引っかけることはできないが摑まる・走る・よじ登ることはできる。紫のブロックはフックを引っかけることはできるが、触れるとゲームオーバーになる。赤いブロックはフックを引っかけられないし、触れるとゲームオーバーになる。半透明のブロックは通り抜けの性質が加えられ、フックを引っかける性質はそのまま残る。そのため、青はフックを引っかけたらそのまま直進してブロックの突っ切ることができるようになる。






LevelSelect画面で右下の「LEADERBOARD」で世界ランキングを見ることができ、また、その世界ランカーの走りをダウンロードして見ることが出来るので、タイムが上がらず息詰まったら参考にしよう。
プレイした感想は非常に爽快で楽しいに尽きる。実際にSteamでリリースされてから2日間でレビューをした人の100%が「非常に高評価」をつけている。インストールしてプレイをした人達の予想を超えて楽しめたこと、また、この作品の今後の可能性に、さらにいいものができるのではないかという期待感が高評価につながっていると思う。個人的には他の人と一緒にレースができたり、コロシアムで縦横無尽に飛び回り撃ち合いができるようになればと期待している。ただ残念なのが音楽だ。個人の好みもあるが、ミュージック音はゼロにして、好みのエレクトリックサウンドを流すことをおすすめする。個人的には一度、Daft PunkのDerezzedをかけてみてほしい。「トロン・レガシー」を見たことがある人には曲がハマると感じてもらえるだろう。