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mutant-yaer-zeroのタイトル画像

どうもどうも!ジョーンズゲームズです!
今回紹介するのは、ターン制ストラテジーとリアルタイム・ステルスアクション、探索要素を組み合わせた戦術アドベンチャーゲーム「Mutant Year Zero: Road to Eden」です。

開発元:The Bearded Ladies Consulting
発売日:2018年12月4日
プラットフォーム:swicth/PS4/Xbox/PC
ジャンル:ターン制ストラテジー

ストーリー

世界は終わってしまった。
氷が解け、病気が広がり、死の灰に世界が覆われた。
しかし、まだだ。
激しい川の流れの上にある小さな居住地「アーク」で、人はまだ力強く生きている。
アークは人類最後の砦。

mutant-year-zero-road-to-edenのアークの画像

アークを出ない限りは安全だ。しかし、アークの食料と水の備蓄は底をつきかけている。アークの外のゾーンに行き、資源を獲得しなければならない。
アークは「ストーカー」の力を必要としている。
アークから出てゾーンを探索し、貴重な資源を漁る冒険者「ストーカー」。
ゾーンの腐れの影響を受けないタフな連中で、ゾーンのグールどもを食い止める頭脳と火力を持ち合わせている。

ストーカーは人間以上でなければならない。人間以上の人間、つまりミュータントだ。

mutant-yaer-zero-road-to-edenのミュータントの画像

ストーカーがゾーンから生きて帰ってくれば、アークは今日を生き残る。
ストーカーが帰ってこなければ、人間の遺産は永久に失われる。
アーク存続のため、今日もストーカーはゾーンに行く

キャラクター

使用するキャラクターは全員ミュータントです。
彼らはミューテーションという特殊能力を持ち、汚染された地域のゾーンでも活動することができます。
最大3人チームで戦闘をします。それぞれの特殊能力を自身が考える戦略に合わせてチームを構成できます。

ボーミン

猪のミュータント。自分はなぜミュータントなのか、なぜ自分は他と違うのか、どこで生まれたのかということに対して一番思いがある。

mutant-year-zeroのボーミンの画像

ダックス

アヒルのミュータント。ボーミンの相棒。2人でアークのストーカーとして生きてきた。

mutant-year-zeroのダックスの画像

セルマ

ボーミンとダックスが初めてアーク以外であったミュータント。

mutant-year-zeroのセルマの画像

マグナス

生物をマインドコントロールすることができるミュータント。ボーミン達に救出され仲間になる。

mutant-year-zeroマグナスの画像

ファロウ

アークとは別の居住区で暮らしていたミュータント。ボーミン達が初めてアーク以外に居住区があることを知るきっかけになる人。

mutant-year-zeroファロウの画像

戦闘システム

ターン制

戦闘はターンベースで行います。各キャラクター(ストーカー)はターンごとにアクションポイントを「2AP」獲得します。射撃2AP、投げる2AP、走る2A P、移動1AP、リロード1APと消費し、2APを使い切ったらターン終了です。
敵も2APを所持し、これは増やすことはできません。が、ストーカーの特殊スキル「ラン&ガン」を使用する時だけ3AP分の行動をすることができます。
ラン&ガン:走った後に射撃が可能になる。

mutant-year-zeroのアクションポイントの画像

白い枠の部分は1APで移動できる範囲です。
ここで勘違いしてはいけないのが、「射撃は2APを消費する」であって2APが「必要」というわけではなく、残りが1APあれば射撃などの行動をすることができます。
つまり、1APで白い枠内に移動して残りの1APで射撃で攻撃することができます。
逆に、2APで攻撃してから移動はできないというわけです。

移動と攻撃射程

エリアは戦闘開始前なら自由に移動できます。
エリアの移動は懐中電灯のONOFFの2種類あり、懐中電灯をONにすると素早く移動できますが、敵の警戒円が大きくなります。
OFFにすると警戒円は小さいままですが、移動が遅くなります。

mutant-year-zeroの懐中電灯ONOFFの時の警戒円の違いの画像
敵との距離は一緒だが懐中電灯のONとOFFで円の大きさが変わる

戦闘の開始方法は2パターンあります。
エリアを自由に移動することができ、そのエリアには敵が警戒状態で巡回しています。
敵には白い警戒円があり、近づくと赤くなります。それに触れると戦闘が開始され、その場合には敵が先行となります。
もう一つが、敵を戦闘範囲内に認識した場合に、自分から戦闘を仕掛ける方法(奇襲の文字が出ます)で、この場合には自分が先行となります。

mutant-year-zeroの警戒円の画像

戦闘が始まると移動はマス目に合わせ、各ストーカーの「移動」の数字分移動することができます。移動範囲はステータスでマスを増やすことができます。

防御と命中率

武器の射程距離に応じて命中率が100%、75%、50%、25%、範囲外と表示され、同時にクリティカル率も表示されます。
与えれるダメージ量には変化はなく、命中率だけが変わります。
また、クリティカルダメージは近距離で武器の持っているクリティカル率になり、中距離ではプラス15%になります。

mutant-year-zeroの命中率の画像

遮蔽物に隠れることで防御ボーナス(カバー)を得ることができ、半身だと25%、全身だと75%の確率でダメージを回避することができます。
カバーの位置を側面から攻撃するとボーナスは無効になります。斜めでも見た目で射線が通っていてもボーナスは付与され続けます。

mutant-year-zeroの防御ボーナスの画像
カーソルの位置は防御ボーナスを75%得て、射撃ダメージは100%と最高のポジション

カーソルで場所を選択すると、防御ボーナスのマークが表示されます。

一番望ましいポジションは、命中率が100%でクリティカル率がプラス15%の位置、さらに防御ボーナスを得ることができ、敵が移動したとしても防御ボーナスを崩されることのない場所です。

回復と出血

HPの回復は「回復キット」を使用します。
HPがゼロになると「出血状態」となり、5ターン以内に回復キットを使えば蘇生することができます。

mutant-year-zeroの出血状態の画像

ミューテーション

ミュータントには、特殊能力(ミューテーション)があり、レベルが上がるごとに得ることができるポイントで習得することができます。
また、そのポイントはステータスのHPや戦闘中の移動マス範囲、グレネードの投てき範囲の増加もできます。HPの増加を優先するか新しいミューテーションの習得を優先するかの判断をする必要が出てきます。

mutant-year-zeroのミューテーションの画像

ミューテーションは「主」・「副」・「補助」とあります。
「主」・「副」は戦闘中に選択して使うもので、「補助」はバフ効果で常に作用します。
「主」は六角形、「副」は四角形、「補助」は円形で表現されています。

mutant-year-zeroのミューテーションの画像

ミューテーションは戦闘開始時からすぐに使えますが、一度使用すると再度使用するためには必要キルコスト分の敵を倒す必要があります。キルコストはドクロマークの数で表示されます。

mutant-year-zeroのミューテーションのキルコストの画像

ストーカーが戦闘の経験値で自動的に強くなることはなく、レベルアップで得ることができるポイントの分配で特殊能力とHPを得て強くなっていきます。

武器&防具

武器

武器の所有には制約はなく誰でも装備することができます。
武器にはレベルが3段階あり、レベルを上げるとダメージとクリティカルが1づつ上がります。
レベルを上げるには、戦闘の経験値ではなくマップのエリアに落ちている「武器パーツ」を使います。
また、アタッチメントをつけることでバフ効果を付与することができ、自由に取り外しすることができます。

mutant-year-zeroの武器の画像

確率:クリティカルダメージが出る確率でパーセントの数字
弾:一度のリロードで何回射撃できるかの数字

mutant-year-zeroのアタッチメントの画像

基本的に武器とアタッチメントはマップのエリアで拾います。なのでエリアはくまなく探す必要があります。

mutant-year-zeroの武器の宝箱の画像

防具

防具は、装備時のHPの増加とアーマー効果とバフ効果を得ることができます。
アーマー効果は、毎回攻撃されるたびに受けたダメージ量に対して効果を発揮します。
アーマー効果が「1」でHP増加が「3」の防具は、5ダメージを受けた場合アーマー効果で1ダメージを受け止め、HPが4ダメージ減ります。
次に3ダメージを受けてもアーマー効果でまた1ダメージを受け止め、HPが2ダメージ減るようになっています。

mutant-year-zeroのアーマーの画像

アーマーも武器と同様にマップのエリアで拾うことができます。

mutant-year-zeroの防具の宝箱の画像

アークとマップ

マップ

マップは、ゲームの進行に合わせて徐々に広がっていきます。
マップで一度行ったエリアを選択すればファストトラベルすることができますが、「???」と表記されている場所は未開の地で隣のエリアから徒歩で行く必要があります。
戦闘を無視して宝箱から武器を拝借し、次のエリアに行くこともできます。

mutant-year-zeroのマップの画像

アークのショップ

mutant-year-zeroのアークのショップの画像

アークでは、武器やアイテムの購入や改造ができます。

デルタの修理屋

mutant-year-zeroのデルタの修理屋の画像

デルタの修理屋では、武器の改造をすることができます。

拾ったサイトなどのアイテムを取り付けることで武器の命中率や射程の増加やバフ効果を付与することができます。また、武器パーツをつかって武器のレベルを上げることができます。武器パーツは、マップで壊れた銃をひろったり、武器を分解することで得ることができ、分解もデルタの修理屋で行えます。

フィリップの店

mutant-year-zeroのフィリップの画像

フィリップの店ではエリアで見つけることができる「遺物」を拾うことで得ることができる「遺物ポイント」を使ってチーム全体にバフ効果を付与することができる「遺物スキル」を習得できます。
遺物スキルは、医療キット使用時のHP回復量の増加やグレネードのダメージ増加などがあります。

イリディアの店

mutant-year-zeroのイリディアの店の画像

イリディアの店では、グレネードや回復キット、武器などが買うことができます。
エリアで拾うことができる「スクラップ」がお金の代わりになります。ゲームが進行していくと買えるアイテムも徐々に増えていきます。
このゲームはお金稼ぎはできず、落ちているスクラップしかありません。スクラップは有限なので、買い物は慎重に。
遺物スキルの「取引上手」を習得すると、イデリアの店の購入金額が20%引きになるので初めに選択することを強く勧めます。

この先、ネタバレがあります。自力での攻略を楽しみたい方はお気をつけてください。

攻略

かなり難しいゲーム。単純に攻撃するのは無理があります。まずは敵の射線を切ること、一人づつ確実につぶすこと。ステルス武器を使って仲間から離れた敵を倒します。
マップは片っ端から探索してスクラップや武器パーツ、遺物を拾い、武器の強化をしましょう。
近接武器や射程の短い敵は、距離を保てば相手は移動だけでターンを終わらせ、先にダメージを与えることができる。

ミューテーションと戦術

ミューテーションはレベルが上がるごとに得るポイントで習得できますが、エリアにいる敵は一度倒すと2度と出てきません。このゲームにレベル上げの要素が乏しく常にギリギリの戦いで戦況を乗り越え、限りあるポイントを己の戦術にバッチリハマるように割り振ってミューテーションを習得する必要があります。
今あるミューテーションで十分ならば、HP増加のステータス強化にポイントを回すようにした方がいいです。

敵に合わせてミューテーションや防具を変更

医療ロボット
医療ロボットは倒した敵を2ターンかけて復活させます。1ターン目で武器「ゲイパー」で攻撃すれば、バフの「ノックバック」によって、医療ロボットの復活を中断させることができます。

ファイヤーグール
火炎瓶を投げてくるファイヤーグールに対しては「ファイヤーアーマー」を装備すれば炎のダメージを防いでノーダメージになり、ファイヤーグールが無害になります。

教団の教祖&神父
こいつは厄介なのです。全体攻撃はかなり強力で2ターンでチームが壊滅状態になります。また、敵の復活もできるので、一番先に倒すことがおすすめです。

MIMIR Z200
こいつと真っ向から勝負するのはナンセンスです。高所からの攻撃でこちら側の射線が届かず範囲外になることが多く、防戦一方になります。攻撃力もかなり高いです。
EMPグレネードで動きを止め、地面に落とし、集中砲火で2ターン以内で倒しましょう。
EMPグレネードは、エリアで拾ったりイリディアの店で買えるようになります。

ステルスキルで敵を減らせ

「クロスボウ」、「MIMIRニードルガン」、「古代のピストル」は「無音」の特性があり、発砲しても攻撃した敵以外にはチームの存在を気づかれることはありません。
孤立した敵に奇襲を仕掛け、最初のターンで倒せれば、敵の数を減らすことができるので戦況を有利に運ぶことができます。

ミューテーションにもステルスキルに役立つものがあります。
ボーミンの「猪突猛進」は敵を2ターンの間、気絶させます。通常の攻撃よりも多く無音でダメージを与えることができます。
ただ、敵の「タンク」は突撃攻撃耐性があって「猪突猛進」が効かないので注意してください。

mutant-year-zeroのタンクの画像

ダックスの「サーキットブレーカー」は機械に対して同じ効果があります。
浮遊している機械の敵には「サーキットブレーカー」が有効になります。
ボーミンとセルマの「ツイッチショット」も組み合わせれば、2発射撃することができるので、気絶中により多くのダメージを与えることができます。

まとめ

このゲームは難しく、やり込み要素がある。
イージーモードはなく、ノーマルモードからスタートします。そのノーマルモードから厳しい戦いが待ってます。
常にギリギリの攻防、一手間違えれば敗北する状況が毎ターン続き手に汗握る戦闘が待っています。
ノーマルモードでは、戦闘後に体力が全回復しますが、ハードモードでは半回復、ベリーハードでは回復しません。

ゲーム内で得られるお金(スクラップ)には限りがあり、買うことができるアイテムには限界があります。
回復を優先して買えば、戦闘に役立つアイテム(機械を3ターン痺れさせる物など)が買えなくなり、戦略が乏しく戦闘に勝つことができなくなる可能性が出てきます。
戦闘中の戦略だけでなくゲーム全体を通しての戦略も必要になってくるので、努力ではなく頭脳としてのやり込み要素が非常に強いゲームとなっています。

なので、ゲーム途中でのモード変更はあまり意味をなさず、ベリーハードでやるなら最初から通してやることで、ベリーハードとしてのゲームの面白さを体験できます。
ちなみに開発者いわく、このゲームはベリーハードが本当は通常モードらしいです。。。

一つの戦闘は長ければ20〜30分ぐらいかかり、勝てずに沼にハマれば一つのエリアを攻略するのに数時間かかってしまいます。

まあ、あくまで私個人の経験なので。
戦略が完璧に決まると相当快感です。この気持ち良さは多くの人に知ってもらいたいと強く思います。

他にも色々なゲームを紹介していますので、是非チェックしてみてください!

新しいゲームの出会いをあなたに!!

画像はCopyright©The Bearded Ladies Consulting

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Mutant Year Zero: Road to Eden 人類の存亡をかけたミュータントの戦い