
どうもどうもジョーンズゲームズです。
今回はPCゲームには欠かせない高フレッシュレートのモニターの紹介です。
実際に買って5ヶ月使用してのレビューとなります。
それが、Dell ALIENWARE 24.5インチ ゲーミングモニター「AW2521HF」です。
ゲーミングモニターって何?
ゲーミングモニター は①高フレッシュレート②早い応答速度③ゲーム向上機能の3つかが備わったモニターをいいます。
- 高フレッシュレート:フレッシュレートとは、1秒間に画面が更新される回数を単位Hz(ヘルツ)で表現したもの。一般的なモニターのフレッシュレートは60Hz。144Hz・240Hzが高フレッシュレートになる。
- 応答速度:モニターに映る色が別の色に切り替わるまでにかかる時間。単位msで表現される。
- ゲーム機能:ゲーミングの名前がつくモニターには各社独自のゲームための機能を備えます。設定画面でゲームの種類を選択し、それにあった表示設定が自動でされるもの。暗い画面でも鮮明に見えるようにするもの。応答速度を変更できるものなどがあります。
「AW2521HF」を使う人はどんな人か?
- FPS・TPS・シューティングゲームをする人
- 高FPSを出せるハイスペックのPCを持っている人
- 画質の良さにもこだわる人
AW2521HFの仕様
フレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 1ms |
画面サイズ | 24.5インチ |
解像度 | FHD 1920*1080 |
接続端子 | HDMIx2,DPx1,USB3.0アップストリームx1,USB3.0ダウンストリームx4,ヘッドホンアウトジャックx1,オーディオラインアウトx1 |
寸法 | 高さ:421.21 mm~526.08 mm 幅:556.29 mm 奥行き:251.92 mm 重量(スタンドなし、VESAマウント用):3.55 kg |
付属ケーブル | 電源ケーブル HDMIケーブル DisplayPortケーブル USB3.0アップストリームケーブル |
このモニターの注目ポイントは?
∇デザインのカッコよさ
DellのALIENWAREといえば、ゲーミングPCの特徴的なデザインの有名です。
そのデザインはモニターでも健在で、他のメーカーのモニターとは一線を引いています。
∇スタンドの調整できる
前後角度、左右角度、90度回転、高さ。
高さ調節ができることが重要!!
以前、Acer製のモニターを使っていましたが、これは高さ調整ができない製品でした。
これが、まさに「ネック」となって、長時間プレイする時に首を痛めてしまう原因となっていたのです。
自分の身長とデスクと椅子とモニターの位置でベストポジションを目指さなければなりません。そのためには、調節できるもが多い方がいいに決まってます。
「AW2521HF」では、一番高くして使っていますが姿勢が良くなり、肩こり、首の痛みが全くなくなりました。高さ調整できるモニターは値段も高くなりますが、長時間プレイをする方はおすすめです。
∇IPSパネルで1msの応答速度と240Hzのフレッシュレート
高フレッシュレートだと何がいいのか?
今回紹介するモニターは240Hzと、かなり高フレッシュレートなモニターです。
映像が滑らかになります。一般的に「ヌルヌル」と表現され、映像が素早く動いた時に残像が少なくなり、鮮明に映像が表示されるようになります。
映像がヌルヌルになると操作性が向上します。
素早く入力された信号が、画面に迅速に表示されることで次の動作までの時間が短縮されます。
また、キャラクターが素早く移動した際に、240Hzほうが60Hzよりも早く表示され、敵キャラクターが壁から飛び出す場面などだと60Hzではまだ画面に確認できないが、240Hzだと壁の外に確認できるという差が生まれます。
シューティングゲームでは勝敗につながります。
∇高速IPSテクノロジー
新しい高速IPSテクノロジーにより、動きのブレを軽減し反応性を高めながら、広い視野角による鮮明な画像の維持を実現。また、99%のsRGBカラーカバレッジにより、幅広い色彩で装備の色を再現します。
応答速度はなぜ速い方がいいのか?
色の切り替わりが速いと映像のブレが少なくなります。キャラクターの輪郭はっきり表示され、正確に攻撃することができるようになります。応答速度が遅いと攻撃した場所が残像で当たり判定がされない場合があり、これも勝敗につながります。
パネルの種類
- TNパネル:速い応答速度を誇るが、発色はあまり良くない。価格が安価なため、多くのモニターで採用されている。高フレッシュレートのモニターの多くがTNパネルを採用しており、競技シーンでもほぼTNパネルが採用されている。
- IPSパネル:発色がよく、見る角度によっての色の変化が少ないため正確な色の表示ができる。(視野角が広い)少し前までは、応答速度がTNパネルより遅いとなっていたが、今ではTNパネルと同等の応答速度を持つ製品が多くなり、応答速度に対するネガティブイメージは少なくなっている。
- VAパネル:IPSパネルほどではないがTNパネルよりは発色がよく、IPSパネルよりもコントラストが高いためメリハリのある映像になる。TNパネルよりも画質がよくや視野角が広い。VAパネルは、IPSパネルとTNパネルの中間という位置づけ。IPSパネルよりも安価で、画質の良さを求めるユーザーにはコストパフォーマンスが優れているが、応答速度は遅く残像が残るので競技シーンではまず採用されない。
予算が少なく高フレッシュレートのモニターを求めるならTNパネル
高価でも高画質で高フレッシュレート求めるならIPSパネル
RPGなど応答速度のいらないゲームしかやらず、安く画質いいモニターを求めるならVAパネル
∇FreeSync Premium&G-SYNC
モニターメーカーAMDのティアリング・スタッタリングを防ぐ機能を搭載しています。それが「FreeSync Premium」です。
ティアリングとは?
1枚の画像の中に複数のフレームが表示されてしまい、映像がズレて表示されてしまう現象。

スタッタリングとは?
画面のカクツキが起きる現象。ゲーミングPCの性能不足で映像の間隔が正しく出力できないことで起きます。
FreeSync Premiumが「スタッタリング」「ティアリング」を防ぎ、最高の性能のスムーズなゲームプレイを実現させます。
「AW2521HF」はAMD FreeSyncディスプレイ・パートナーとしても紹介されています。
さらにグラボメーカーのNVIDIAが開発したG-SYNC(FreeSync同じティアリングを防ぎ、美しく表示する)を使うことができるG-SYNC Compatibleに対応していることで、高画質でゲームをプレイすることができます。注意としては「HDMI」ではなく、「DisplayPortケーブル」でPCとモニターを繋げなければ機能しないので、気をつけてください。<G-SYNC対応モニター検索>
まとめると?
「AW2521HF」は、
IPSパネルで発色の良い画質ながら高フレッシュレート240Hz・1msの応答速度、FreeSync Premium&G-SYNCの機能を使い、ブレ、カクツキの少ない高画質、高さ調整のできるゲーミングモニター。
おすすめする人は
- FPS・TPS・シューティングゲームをする人
- 高FPSを出せるハイスペックのPCを持っている人
- 画質の良さにもこだわる人
144Hzと240Hzは別物!
144Hzと240Hzの違いはわからないということがネットではよく聞かれます。
個人差もあると思いますが、私の見解からすれば、全く別物です。
違いはわかる?
はっきりわかります。特に画面が素早く細かく動いた時には144Hzがカクついて見えます。3倍スコープでのぞいてアサルトライフルで連射すると反動の動きの違いに気づくと思います。
勝敗に差が出る??
144Hzか240Hzかで勝敗に与える影響は、ゲームのタイトルやその人のゲームのうまさによって違いますが、上の動画のようなフレームの現象として240Hzの有利であること紛れもない事実です。トップレベルを目指すなら240Hzをおすすめします。
プレイに違いが出る???
これが大事です。普段から240Hzでゲームをしている人が、同じゲームタイトルで、144Hzでプレイすると感じるのが「なんか気持ちが悪い」という感覚です。
「酔い」ではなく、説明できないけど違和感がある、なんか変という。
有名な配信者も、配信してる時に、「あれ、なんか変じゃね?気持ちが悪い」と240Hzから144Hzに変化しているこ時に気づいた場面に遭遇したことがあります。「俺はもう144Hzじゃあ満足できない体になってしまった!」と言ってました。
60Hzには戻れなくなる????
シューティングゲームだと240Hzを経験したら、60Hzは正直、酔います。もう戻れなくなることを覚悟してください。
∇240Hzのモニターを買うときの注意
高性能なPCが必要になります。
モニター側が1秒間に240回で映像を表示するためには、PC側も240回の高フレームレート(FPS)の映像を送る必要があるからです。
フレームレート(FPS):PCがモニターに1秒間に送る情報出力の回数
PCから出力されるFPSは、PCに搭載されているGPU(グラフィックボード)に大きく依存します。ゲームタイトルによってもかなり変わりますが、平均して120FPSしか出せないPCに240Hzのモニターはオーバースペックで、お金の無駄になります。
ちなみに、Switchは30FPS、PS4は60FPSなので、これらには240Hzのモニターをつなげても出力されるFPS以上のフレッシュレートは表示されないので意味がありません。
PCスペックのFPSにあったモニターを選場なければなりません。
ゲーミングPCのカスタムの仕方にもよりますが、大体20万円前後のPCが240Hzのモニターには必要になります。
もちろん、PCは後から増設してスペックを上げることもできるので、それを見越して高フレッシュレートのモニターを買うのもOKです。
5ヶ月使用しての感想
以前もIPSパネルの2万円代で75HzのAcer製モニターを使用していましたが、同じIPSパネルでもこんなに発色に違いがあるのかと驚きです!並べて比較した時に、見る世界がこんなにも変わるのかと。
IPSパネル240Hzのモニターを買うときは正直迷いました。自分のPC(グラボはRTX2080Super)が対応したスペックなのか?こんなハイスペックなモニターは必要なのか?と。買った結果、「ゲームを楽しむならモニターはケチるな」という結論がでました。
IPSパネルならネットサーフィンでも、映画鑑賞でも、普段使いでもパフォーマンスは高く、ゲームでもアクションやRPGでも高画質でプレイ、FPSでもブレのない鮮明な映像でプレイできます。
∇エイリアンウェアの「AW2521HF」は買いです!!

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